2019年6月

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6/6から19日までの2週間
カナダとコスタリカのツリーハウス村を
見てまわる。

((まずはカナダ編))
羽田から8時間、カナダのバンクーバー着
さらに飛行機で30分ナナイモ空港に降りる
6/6の深夜に羽田を出て今ここは6/6の夕方
丸一日時間が戻り得した気分(笑)
ツリーハウス村のチェックイン時刻が
過ぎているため今日はここに泊まる
夜8時を過ぎても北の街は明るく
美しい港町を散策して、ハーバーの洒落た
ビアレストランでこぐま、みーとと乾杯🍺💥🍺




翌朝、こぐま運転のレンタカーで2時間
途中3日分の食料、酒を調達して到着
球体ツリーハウス村のFreeSpiritSpheres
ここに2泊する
受付もかっこいい球体ツリーハウス
陽気なカナダ娘アンナが出迎えてくれる
場内を案内、利用方法を細かく楽しく説明
一旦戻ってからフルーツ、パン、デザートが満載のウエルカムバスケットを届けてくれる
にむも本格的なグランピングをするなら
このようなサービスが必要かもね。





まずは庭に出て買ってきたビールで乾杯
大きな池の周りに3つのツリーハウスが
程よい位置にたたずんでいる
一周道路で見て回れる
我々のツリーハウスは最初に作られたエリン
3人泊まれる唯一のキャビン
作りはヨットの内装そのもの
精密に作られ、このまま海に浮かべても
大丈夫そう
でも直径3mの球体に3人寝るのはちょっと
窮屈、1名で泊まったら最高だと思う



他に音符♪が書かれたメロディ
ダブルベットが1つだけなのでやはり1人が
いいかな、エリン以外はファイバー製の球



そして最新式のルナ
電動でダブルベッドが収納展開できる
でもやはり1人か夫婦が快適と思う
奥様の案内で電動の収納様子を見せてもらう



それにしてもとっても素敵なツリーハウス達
樹からワイヤーで吊り下げ式で
心地よい揺れがまた良い
窓は円型、しかもグラスは湾曲したアクリル
ヨット式の開閉装置
扉もハッチ式の完全防水仕様
400本以上の細い板を張って作られている




とても参考になったのがトイレ・シャワー
一つの建物に3棟分のトイレシャワー室がある
鍵付きで各ツリーハウス専用室となっている
だからきれいに使うことになりピカピカ
この棟の横に炊事棟がありここは各ビジター
共有なので時間差でシェアする。
調理用具や食器はすべてそろっている
さらに調理室横にはサウナまで完備。
食卓デッキもありとても快適だ。
各ツリーハウスの下にはマッシュルーム小屋
これはコンポストトイレ小屋だ!
夜間にはとても便利だね







翌日、ここのオーナートムが時間を作って
工房を見せてくれる
なんとドアノブの果てまですべて手作り
球体を作る為の木材の曲げ方も全部教えてもらう
陽気なおじさんだがその緻密さと根気には
頭が下がる。
持っていった、にむ倶楽部案内書英語版を見て
早速会員になってくれる。

残念ながらこのFreeSpiritSpheres
今年9月で閉鎖だそうだ
いま次の土地を捜しているそう。
早く見つかるといいね。
私も来年まで旅を先延ばししてたら
来れなかったところでラッキーだったね





さあ明日(6/9)はいよいよコスタリカに出発、
また一日いっぱいの飛行機とレンタカー移動だぁ
6/9 23:20発エアロメヒコでコスタリカへ
アメリカ合衆国を南北に横断,メキシコ経由で
6/10の昼に首都サンホセ到着、約14時間の旅
トーマスが迎えに来てくれる
3年ぶりの再会、変わらないね(笑)
レンタカーでハコを抜けて太平洋岸を南下
エマニエルアントニオ国立公園に到着
ここで遅い昼食、なんと飛行機のレストラン
海岸の景色が一番いい席でビールとご馳走





更に南下して今日の宿は若いドイツ人夫婦が
経営するツリーハウスと謳っているロッジ着
広いデッキが1階、2階とも張出して
結構ツリーハウス的な作り、いいね。
手作り感が溢れセンスがいいのと
よく掃除されていてきれいだよ
欧米のバックパッカーぽい人たちが
泊まっている、なんとなく日本の旅館ぽい
買ってきたソーセージやらおつまみで
遅くまでデッキで宴会、日本とドイツ人で
独り占め(笑)、ジャングルの夜は更けてゆく







翌6/11、オサ半島に向け更に南下
途中スーパーで4日分の酒、食料を調達
国道のバス停横の脇道から入ると
いきなり舗装が切れ曲がりくねった細い
山道、15分ほどでフィンカベラビスタ着
バスでくると今の道歩くの?
荷物持って歩いたら死にそう(笑)





レセプションルームで手続きと案内
雨季に入ったのでなんと客は僕らだけ
経営者のマテオも不在とのこと
それでも常用社員娘が3人、
他にボランティア娘が数人、
唯一男性の運転手が一人
採算合うのかしらとちょっと心配(笑)
ともあれ一番いいツリーハウスに泊まれ
他のツリーハウスも自由に見ていいよ
とうれしいお言葉(笑)
10棟のツリーハウス全部見れるかな?






ジープに乗り換えていよいよ4日間の宿
マステートに向かう、さすが600エーカ
のジャングル、予想以上に険しい道
途中結構な川も横断、車を降りてからも
荷物を持ちツリーハウスまで急な上り坂
ジープ運転手が手伝ってくれなかったら
雨も降ってきたしギブアップしてたかも。




ようやく着いた宿泊棟。吊り橋の向こうに
デーンとガルニエ風ツリーハウスが見える。
宿泊棟は鉄骨で作られた2階建ての頑丈な
建物、近代的でちょっと違和感が(笑)
各階に寝室とトイレシャワールーム
一階に広いダイニングキッチン
二階に大きなソファーのリビングルーム
ここにも一人寝れるね








ツリーハウスは樹高60mはある樹の
ちょうど中間30mに建てられている
ガルニエリブが使われていて8本の
鉄製柱で支えられている
ハウスの直径は8m、下のデッキも6m
ハウスの半分は手すりだけのデッキ
ジャングルの風が心地良い
今日はこの上部デッキに寝ようと決める
毎日午後から夜半にかけて猛烈な雨
蚊も来ないだろう、それが甘かった(笑)
翌朝両腕両足刺されまくり
デング熱に感染しないことを祈るしかない
(笑)
翌日からはトーマスが寝ていた蚊帳付の
ベッドに寝る。トーマスは宿泊棟の
リビングルームのソファで寝る、ごめんね












2日目以降、ここの大きな吊り橋を調べる
そして点在するツリーハウスを見て回る
各棟隣が見えないほど遠く離れている
3日もあれば回るのは楽勝と思ったが
毎日午後からは雷を伴う豪雨、結局小屋で
飲むだけ、それでも午前中はトレイルコースを
歩いてできるだけ見て回る。コースと
いっても岩を積み上げたり板で土留めだけと
とってもラフで危ない道、でもこの自然さが
気に入った。30分で500mlの水を飲干す
程消耗するが勝手にツリーハウスに上り込んで
水を恵んでもらいついでにソファーで休憩(笑)
この地図を頼りにまわったよ



隣のツリーハウス「モノ」































コスタリカの旅2に続く〜〜







フインカベラビスタ4日間の感想

その1.素敵な自然ジャングル

《ジープ道とトレイルロード》
ジープ道はおそらく木材伐採用林道
として前からあったと思う。
ジープが通れる巾2.5mの最低限の道
すれ違いも難しいがこれでいいのだ(笑)
森を壊さずに資材や伐採木が通れる
ギリギリの道




トレイルロードは人力で整備したのだろう
とても雑で歩くのが大変だけどそれが良い
重機を使わず人力で整備したのがわかる
そこに在る石を考えて組み合わせ
製材や丸太を持って来て土留めにする
最低限の手すりを設置、これすら大仕事
吊り橋も手作り感満載、頑張っている
絶景の滝に行く河原には大きな岩
これをよじ登らなければたどり着けない
なんとか乗り越えたが、
来れる人だけおいでとの思いが伝わる
この観光に迎合しないいさぎよさがいいね










その2.ジャングルの過酷な環境で生きる

《見たかったオホ6》
ここで最初に作り、そしてここで最も有名な
ツリーハウスオホ6(3人のパイオニアの目)
ところが残念ながら5年前に川の氾濫で危険
になったため当局の指示で解体してしまった
これを知って愕然、ここに来た意味が半減、
悔しい、でも自然には勝てないんだね
この事実を受け入れた上でその地に合った
人間の巣(ツリーハウス)を考えるべきだね
オホ6の一部を使って新たに作ったという
フェニックス、少しだけ最初の意気込みが
感じられる。約1時間ここで思いをはせる






《その他倒壊ロッジ》
泊まった宿泊棟も4年前倒木の直撃で倒壊
木造だったため致命的だったらしい
すぐに建て替えたらしいが鉄骨の土台柱
建物も頑丈な鉄骨製。それに外壁、内装も
近代的、都会のマンションにいるみたい。
こぐまは世界標準の観光施設にするには
これぐらいでないとと言うが違和感が?
他のツリーハウスも鉄骨製に作り替えて
木造柱は少数派、しかたないのかな










その3.今後この自然の森をどうするのか

《切り売りという選択肢》
ここの土地2.5エーカー(約1ha)を
買って住んでいるテキサス人に会った。
ツリーハウスが付いていて自分で改装
一人でジャングル生活
毎夜ベースレストランのハッピーアワー
に出かける、そんな人生もあるんだね。
そんな人のために土地を切り売りしている






《トーマスの意見》
コスタリカに住んでいるトーマス
彼に言わせるとこのフィンカはこの国でも
結構有名で観光資源としても注目されている
とのこと、しかし安全性や半年の雨季対策
など課題も多いとのこと
私もこの広大な森を限られた人材で
維持するのは至難の技に感じた。
ましてや点在するツリーハウスを安全に
綺麗に維持するには考えただけでも
卒倒しそう。ボランティアが世界中から
来てくれるにしてもいつまで続けられるか?
その回答を見にまた来てみたいな。
ツリーハウス旅も終わり後はおまけの旅
半島から戻り途中で球形に削られた石群
を見る。古代にパナマから送られたらしい
その後屋台のココナッツジュースを飲み

太平洋の海岸で泳いだり
のんびりしながらケツアールに向かう
前回泊まったホテル、なつかしい
翌朝、前回のガイドと再会
いきなり幻の鳥ケツアールに会わせてくれる
ここは鳥の宝庫、はちどりもたくさんいる
国立公園なのに散策道はホテルの私有地
泊まるかお金を払わないと入れないらしい
夜はホテルのレストランかバーで豪華な食事
この珈琲入りビールがおいしい










おいしい珈琲入りビールをおみやげにと思い
作っている村を訪ねるが本当の家内制手工業
奥さんが手作りでビールを作り珈琲を入れる
自宅の庭先みたいなコーヒー畑で採れたのだ
だから生産本数も知れていて、しかも奥様は
町に買い物に出ていて留守、おみやげは無し
その町に行くとドータのレストランと工場が
ある、入って少しだけおみやげを買う






国道一号線をゆっくり北上、サンホセに着く
一休みしてのんびりサンホセ散策、
街角でモヒートなどの南国カクテルを飲む
夜はトーマスの案内で魚貝料理専門店で夕食
翌日はトーマスと別れ、またバンクーバー
までの長い旅、昼に乗ったのではじめての
温かい機内食、けっこう美味しかった









メキシコシティでのトランジットを含め
約14時間の長旅、着いたら夜12時
再開発に取り残されたダウンタウンにある
ホテルパトリシア、由緒あるホテルらしいが
鍵が開かなかったりエレベータは骨董品
これには興味がわいた(笑)
酒屋も閉まっていて初めて飲まずに就寝
翌朝、バンクーバーの街をちょっと散歩
豪華ホテルでトーストとコーヒーだけの朝食







昼、散策に疲れてホテルに戻る
隣にある地ビール工場と併設ビアレストラン
で地ビールを飲み比べながら食事
ビールもチキン唐揚げもおいしかった
でもこの街を散策していて感じたこと
娘息子には絶対留学させたくない
明らかに薬中毒とわかる顔の人達が
ズラーと歩道に寝ている、
そして注射針サックが散乱している
この地区だけの光景でビジネス街に行くと
清潔で美しい街並み、その落差が激しいよ
帰りの飛行機は偏西風に逆らうため
9時間以上の旅、機内食2回、ワイン?回
ようやく帰ってきました(笑)