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10/29 この森の支配者の一人、雄シカの最後

10月29日、この森の支配者の一人、雄シカの最後。
みか先生の鹿笛に弱っちいライバルがいると思い込み
堂々と寄ってきた大きくたくましい雄ジカ
70m位近づいたところで首に確実に1発で仕留める
さすがです、まったく血が回らず、美味しい肉です
みか先生の銃はセミライフル、確実に100mは
直進し、仕留めます
私含めて集まった会員は子供含めて8名、うち7名は
解体は初めて、それは森の中で、鹿の気持ちに寄り添い
森で生きるとは?野生と人とはどう付合えば良いのか?
いろいろ考えながらの作業でした
みか先生は北大文化人類学教室の准教授
10年間カナダに通い滞在、ユーコン準州先住民族
カスカ族の長老にヘラジカ狩猟や解体や皮なめしを
教わっている。「文化人類学者は研究室ではなく現場で
実地で研究せよ」を実践している素晴しい方です。
人間は野生と対峙せず共に地球家族として生きよう。
感情論も必要だが論理的に食うことも含めて共存
しなくちゃ。今期中にもう一回鹿狩猟できたらいいね
余談ですが罠にはたぬきが二匹、逃してあげました
近いうちに誰かシェフ呼んで鹿肉パーティーしたいね
助手として今回同行した同じく北大文化人類学助教の
ムーミン先生は来年森のチセで結婚式を挙げます
彼女はフィンランドで植物、白樺と人間の繋がり等を
研究しています。もちろんサウナもカンテレも大好き
(((写真閲覧注意))))