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にむの森で広葉樹研修会

9月28日、石狩振興局森林室がにむの森で札幌近郊の市町村の森林関係者や森林組合、林家を招いて広葉樹林施業の研修会を行う。若いけれど優良になりえる広葉樹が育っていることと中に入れる林道をつくったことが会場になった理由らしい。研修の目的はどの樹を残しどの樹を伐り高価な優良銘木をいかに育てるかということらしい。森をできるだけ自然のままにと考える私にとって真逆の趣旨の研修会だが興味はある(笑)。
先日振興局が、森の中の一部0.1haになわばりをしてすべての樹種と胸の高さの直径を調べ野帳を作る。今日はこれをもとに40名近くがここに入り、各自どのように施業するかを考え発表する。今はミズナラ、ハリギリ(セン)、ウダイカンバ(マカバ)、ヤチダモの4種が銘木として高く売れるらしい。でも指導林家の我満さんがこれからはクルミも結構重宝されるかもしれない、時代によって変わるかもと言っていた。むかし良かれと思って全国一斉植林したカラマツ、スギが海外に負けて間伐できず花粉症公害になって失敗した例もあり、まだまだ人間は自然をいじるには未熟みたい。だからできるだけ自然のままがいいと思う。
さて、せっかく調査してもらった一角、今後ササを刈って人が入れるようにして樹の勉強をする場にするのもいいかなとちらっと考える(笑)、にむ倶楽部からは自分の森を持つアンジーも参加し皆のダニ取りをしてくれました(笑)。