森の中の秘密基地
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11/16 余市エコビレッジで

11/16 余市エコビレッジに行く
汚水処理の連続セミナー最終回、
日本工業大学の研究指導の下での実験、セミナーを受講
前回作った新処理施設の様子を見てそこからの採取水を調査
去年まではおがくずなどを入れていたが
新装置は砂利のみを投入、それに好気性微生物で有機物を取除くだけでなく
新たに嫌気性微生物によるリンや窒素を取除く2次槽を設置
とくにBOD(簡単に言えば有機物の量)が原水の20%未満なら浄化槽と同等
まずはこれを目指し、さらに欲を言えば魚が住めるほどに窒素・リン量を抑えたい
実際トイレ排水は無理だが、食器洗い、風呂、洗面、残飯などの生活排水をなんとかしたい
こんなわけで生活排水原水、油分除去マス出口、1槽、2槽の出口、余市川の水
と5種のサンプルを簡易検査セットで調べる
その結果、窒素はうまくいかなかったけどリンとCOD(BODの替り)はそこそこ想定通り
にむの森でも作ってみよう、砂利より砂の方が更に効果が期待できるとのこと
網籠を用意してやってみるか。
洗い物はまず紙でふき取り燃やす、洗剤は極力使わない、残飯ごみの持帰りなど徹底した上で
この装置で森にやさしい汚水処理ができればいいねと皆で話し合いました
こういった自作の浄化槽は行政には認められないが
結果が良く小規模であればもしかしたら見逃してくれるかも(笑)
オーナーの坂本さんはじめスタッフの方々、大学の方、ありがとうございました。
帰りは吹雪の高速道路でした