森の中の秘密基地
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秘密基地でアイヌリトリートキャンプ

これぞリトリート、森に囲まれた秘密基地でゆるーいデイキャンプ、その中でなかなか出会えないアイヌ文化に触れ非日常の体験の中でリフレッシュする。先週のアイヌ文化を知るも良かったですが今回は自分を見つめなおす休息主体のイベントです。川上裕子(ひろこおばちゃん)ファミリーが導いてくれます

まずは川上さやか(4女)ちゃんが森を巡りながらの樹についてアイヌの知恵を教えてくれる、さわしば(パセニ)は重たい木だから薪に出来ない、泥の樹(ヤイニ)は役立たず、桜(カリンパニ)は皮の光沢がよく細工につかう、かえで(トペニ)は樹液が甘い、冬枝を折ると甘いつららが出てきてうまい、しらかば(レタニ)と同様いたどり(クッタラ)の茎をストローにして樹液を集める知恵。何でもあるものを利用する。



お昼はツリーデッキで優雅なアイヌ料理タイム
どんな高級レストランにも負けないと皆大喜び



そのあとはツリーハウスでひろこおばちゃんの刺繍教室、子供たちはあかねちゃんの切り絵教室



子供たちはおもちゃの弓矢で遊びながら将来の猟を学びます



ワナ猟の遊び、子どもが獲物に扮してえさ(おやつ)取れれば獲物の勝ち、ひもに縛られたら猟師の勝ち



そして獲物を獲って食べるまでの舞踊劇、子供が獲物役、おじさんが猟師役、逃げる獲物たちの一匹に狙いを定め矢を放つ、死んだ獲物に祈りをささげて神の国に送る、そして腹を裂き、毛皮を剥いで、最後に肉を頂く。
狩猟民族のアイヌはこのように遊びや踊りを通して狩りの仕方、解体の仕方を伝えてゆく。子供時代から常に教えられ、感謝の念を持って食べるアイヌと、その過程をまったく意識せずに食べている我々、野生であれ家畜であれ命あるものをいただく事実をあらためて意識させてもらう踊りでした。(以下連続写真)









日も暮れて最後にムックリの演奏会、フィナーレは次女なつきちゃんとその娘なゆきちゃんの二重奏
動画は
https://youtu.be/p3NNQtcevBA